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旭鳳(純にして醇)

旭鳳酒造株式会社


広島市安佐北区可部3丁目8番16号

「里」の味を妥協なく醸す。個性を生かす造りが「うま口」の真髄。
創業は慶応元年。

かつては出雲街道と呼ばれた可部の旧道に、古いたたずまいを残した酒蔵がある。

「広島には山・里・海の三つの側面がある。県北と沿岸部では食事の味付けも違うので、必然的に酒の風味も違う。山の県北は濃醇な味で、海の沿岸部はすっきりした味わい。その中でも可部は里の味。中間といった味わいになるんです。広島には、いわば日本の縮図があると思うんです」と社長さんは話される。

「里」の味である旭鳳は、かつて宿場町として栄えた可部の良さを受け継ぐ酒でもある。
「可部は交通の拠点として、昔から山と海の食材が豊富に集まる町だったんです。だから酒造りも栄えた。それを背景にした中間的な味わいの中に個性がある、納得のいく酒をこれからも造っていきたい」と社長は話す。

また2011年度より土居享杜氏を迎えて新たなるチャレンジが始まった。
これから注目の酒蔵です。




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