原( 蓬莱鶴)
1件
-
蓬莱鶴 純米大吟醸生原酒 720ml
[箱なし] 1,995円
本数限定商品
蓬莱鶴 純米大吟醸生原酒 豊醇な香りとスッとしたのど越しで、リーズナブルなうれしいお酒です。 丁寧な麹造りから、しっかりとしたお酒に出来上がり、杜氏の自信がうかがえます。 ●原料米:…
1件
蓬莱鶴 純米大吟醸生原酒 720ml
1,995円
本数限定商品
蓬莱鶴 純米大吟醸生原酒 豊醇な香りとスッとしたのど越しで、リーズナブルなうれしいお酒です。 丁寧な麹造りから、しっかりとしたお酒に出来上がり、杜氏の自信がうかがえます。 ●原料米:…
特定名称の清酒の表示
特定名称の清酒とは、吟醸酒、純米酒、本醸造酒をいい、それぞれ所定の要件に該当するものにその名称を表示することができます。
なお、特別名称は、原料、製造方法等の違いによって8種類に分類されます。
特定名称 | 使用原料 | 精米歩合 | 香味等の要件 | |
---|---|---|---|---|
吟醸酒 | 米、米こうじ、 醸造アルコール | 60%以下 | 吟醸造り、固有の香味、色沢が良好 | |
大吟醸酒 | 米、米こうじ、 醸造アルコール | 50%以下 | 吟醸造り、固有の香味、色沢が特に良好 | |
純米酒 | 米、米こうじ | 70%以下 | 香味、色沢が良好 | |
純米吟醸酒 | 米、米こうじ | 60%以下 | 吟醸造り、固有の香味、色沢が良好 | |
純米大吟醸酒 | 米、米こうじ | 50%以下 | 吟醸造り、固有の香味、色沢が特に良好 | |
特別純米酒 | 米、米こうじ | 60%以下 | 香味、色沢が特に良好 | |
本醸造酒 | 米、米こうじ、 醸造アルコール | 70%以下 | 香味、色沢が良好 | |
特別本醸造酒 | 米、米こうじ、 醸造アルコール | 60%以下 | 香味、色沢が特に良好 |
【麹(こうじ)米とは】
麹(こうじ)米とは、米麹(白米に麹(こうじ)菌を繁殖させたもので、白米のでんぷんを糖化させることができるもの)の製造に使用する白米をいいます。
なお、特定名称の清酒は、麹(こうじ)米の使用割合(白米の重量に対する麹(こうじ)米の重量の割合をいいます。)が、15%以上のものに限られています。
【醸造アルコールとは】
醸造アルコールとは、でんぷん質物や含糖質物から醸造されたアルコールをいいます。
醪(もろみ)にアルコールを適量添加すると、香りが高く、「スッキリした味」となります。さらに、アルコールの添加には、清酒の香味を劣化させる乳酸菌(火落菌)の増殖を防止するという効果もあります。
吟醸酒や本醸造酒に使用できる醸造アルコールの量は、白米の重量の10%以下に制限されています。
【吟醸造りとは】
吟醸造りとは、吟味して醸造することをいい、伝統的に、よりよく精米した白米を低温でゆっくり発酵させ、かすの割合を高くして、特有な芳香(吟香)を有するように醸造することをいいます。
吟醸酒は、吟醸造り専用の優良酵母、原料米の処理、発酵の管理からびん詰・出荷に至るまでの高度に完成された吟醸造り技術の開発普及により商品化が可能となったものです。
【無濾過とは】
濾過とは、酒を搾り、滓下げ(おりさげ)した生酒の中に残っている米のカス様の細かい滓や雑味を取り除くことで、酒の色を、透明に近づける目的もあります。
この工程をあえて省略したものを無濾過の酒と言い、濾過にはいろいろな手法があり、活性炭を使用する濾過方法以外を濾過と呼ばない事が多いようです。
つまり無濾過とは、澱を除いた酒の上澄みの部分を「炭濾過(活性炭濾過)」していない酒のことを言います。
できあがったばかりのお酒は、味も荒いし雑味も多くかなり色もついています。
逆に濾過をすることによって、そのお酒独特の旨みや香りまでも取り除いてしまい、個性のないお酒になってしまったりすることがあります。
無濾過の酒は濾過の必要がないほど味のバランスが良い、きちんと醸した蔵元の自信の表れです。
【山廃仕込とは】
古くから酒づくり職人・杜氏たちに伝えられてきた伝統的な醸造技術のひとつで、酒母製造方法の名称です。
かつては蒸米と麹と水を仕込んだ後、櫂棒という道具ですりつぶす「山卸」という作業を行っていましたが、やがて技術の向上によりこの山卸を廃止した仕込方法が考案され、これが主流となりました。
この仕込方法を“山卸廃止仕込”、略して「山廃仕込」と呼ぶようになりました。
山廃仕込は、空気中の乳酸菌などの微生物を取り込んで自然のままに培養・育成し、 これらの微生物によって有害な雑菌を死滅させ、酵母の育成の環境を整えます。
しかも目的を達成すると、これらの微生物は、麹が生成した糖と乳酸菌自身が生成した乳酸によって消滅し、引き続き雑菌のいない環境で徐々に優良清酒酵母が大量に増殖・育成されるという、まさに自然の摂理にかなった醸造方法です。
山卸酒母では、乳酸は一切添加せず、自然発生する乳酸菌が 出す乳酸だけで雑菌のいない整った環境をつくり、十分に時間をかけて酒母を育てます。
このため速醸酒母より元気で強い酵母が育ちます。
【袋しぼりしずく酒とは】
発酵を終えた醪(もろみ)を酒袋に詰めて、袋吊りという方法で一滴一滴丁寧に、自然にしたたり落ちる雫を集めたお酒です
この方法で搾ったお酒は雑味の少ない高品質で蔵自慢のお酒のみに適用される搾り方です
広島SAKE倶楽部ネットショッピングご案内 |
広島SAKE倶楽部 |
| 有限会社 福田商店 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
〒729-0111 広島県福山市今津町三番地の三 担当者:福田孝道 TEL:084-934-1236 FAX:084-934-8843 スカイプ:hiroshimasake 定休日 毎週日曜日・祝日 | 〒729-0111 広島県福山市今津町三番地の三 TEL:084-934-1236 FAX:084-934-8843 営業時間:午前9時~午後7時 定休日 毎週日曜日・祝日
|
Webでのご注文 | メールでのご注文 | FAXでのご注文 | お酒探しご依頼 | |||
買い物カゴシステムが苦手という方は、上記のご注文方法でも受け賜っております |
株式会社 原本店
広島市中区白島九軒町9-19
市内の中心地にある、四季醸造の蔵。
広島市内の中心地・白島九軒町にある原本店。
創業はおよそ200年前にも遡る1805年。文化2年に生まれた老舗の蔵です。
実は、先代が亡くなった際、蔵は廃業して跡地をマンションにする予定だったが、そこに待ったをかけたのが現社長。
他の清酒メーカーで造りを学んでいた純さんは、一念発起して伝統の蔵を守ることを決めたのです。
マンション建築の一方で、地下に醸造所を新築。
地下という立地が、気密性を高め温度を一定にして、四季醸造に最適な環境を作り出しました。
以来、杜氏と蔵元の二役を一人でこなしながら、一年中酒造りを行なう四季醸造で、こだわりを追求してきたわけです。
「薄辛い酒は嫌いだから造らない」という社長の自信作は、熟した果実の香りが豊富で、コクのある濃さが特徴の純米吟醸。四季醸造で、そのすべてを手作りで、一人でこなすという社長。
ボトルごとに醸される微妙な味の違いが、そのまま多種多様の銘柄を生んできています。気鋭の若手蔵元の細やかなこだわりが、小さな地下の蔵で今日も息づいています。
杜氏としての原社長。
「醪(もろみ)を育てる」造りへのこだわり。
「『酒を造る』んじゃないんです。
『醪(もろみ)を育てる』。
言ってみれば、それが私にとっての造りの基本的な考えですかね」。
原さんは、そんな風に話されています。
酒は醪(もろみ)が発酵して、熟成の度合いを高めて絞り出される。
麹(こうじ)と酵母がほどよく混じりあって、それらが共存共栄しながら、醪(もろみ)になる。
何と麹(こうじ)から自前で造るという原さんは、「麹(こうじ)を造る時から、すでにどんな酒になるのか最後まで設計した上で、それを造るんです。
つまり、それらを全部一人の手で行なう。
醪(もろみ)をどう育てていくかが、酒を造るというそのものなんですよ」と話されます。
どう育てるか、その手加減ひとつで、醪(もろみ)の性格、つまりは酒の表情もそれぞれ微妙に違ってくる。
小さな蔵にこだわって一人ですべての工程に手を施すことで、原さんの酒にはそれぞれがひとつの個性を持ってできあがってくる。
多種多様な商品が、自然とできあがるわけです。
「今は、大は小を兼ねない。そう言えると思いますよ。大きな蔵では表現できない酒の顔を、小さな蔵ではみつけることができるのです。一つ一つの作業や工程を自分でこまめにやっていると、自然と醪(もろみ)のいろんな表情に出会う、そんな事を、大事にしたいと思っているんです」
多岐に渡る豊富な品の数が、蔵元としての原さんの売りだという。
それは同時に、杜氏である原さんのこだわりがもたらした。
蔵の宝です。