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入江豊三郎(保命酒・味醂)

有限会社入江豊三郎本店


福山市鞆町鞆534

ミニ資料館も併設。歴史と共に味わう酒。

保命酒は、江戸時代福山藩の庇護を受け、備後の特産品として全国に名が広がった薬味酒で、藩の御用酒として扱われていましたが明治の新体制により数件の醸造元が誕生しました。

入江豊三郎本店も明治19年に創業し「トモエ印の元祖保命酒」として営みを続けています。
現在、鞆に保命酒の醸造元は4軒あり、その中でも保命酒の原酒となるみりんから手作りで行い、昔ながらの製造工程で造るのが入江本店の特長です。
代々当主が杜氏を務め毎年4月の仕込みから11月の製品化まで余念がない。

ミニ資料館の奥にある醸造場も一般開放しており、手作りの苦労を伺い知ることができる槽や櫂、浸桶などを展示されています。
もろみを搾る槽にいたっては、昭和6年から現在も使用しているという年季もので、建物自体も築200年を経ております。

ミニ資料館は醸造道具や保命酒の徳利として利用された備前焼などの資料展示や試飲・試食サービスなどを行なっています。
随時見学が可能で一般客への門戸も開いております。

保命酒は全国でここ「鞆の浦」地区だけという存在で町の活性化にも一役買っています。
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