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山岡酒造 杜太 生もと純米 火入れ 2019年 720ml [箱なし]

山岡酒造 杜太 生もと純米 火入れ 2019年 720ml [箱なし]

販売価格: 1,353円(税込)

在庫なし

お酒詳細

山岡酒造 杜太 純米 生もと 火入れ 2019年


山岡酒造の畑中裕次杜氏のプライベート・ブランドです。
ラベルは息子さんの名前で、字は息子さんが小学二年生の時に書いたもの。それだけ杜氏の想いがこもったお酒です。
畑中杜氏が酒質設計から販売まですべてを管理する限定流通品。蔵元から販売を任せていただいている、全国約20店のみで販売される大変貴重なお酒です。

《杜氏と販売店限定のオリジナル純米酒です》
天然酵母発酵の旨味をじっくり熟成、冷でもお燗でもお楽しみください。

『生もと造りとは』
わかりやすく言うと、「自然の力を活用した、昔ながらの日本酒の造り方」です。
昔ながらの造り方というのは、明治時代中盤まで主流だった日本酒の造り方を意味します。

当時は微生物なんて言葉もありません。
顕微鏡もありません。
でもそんな中、杜氏の五感によって、微生物のはたらきをうまく活用し、お酒を造っていたんです。

日本酒の造り方を大きく分けると、「麹づくり」「酛づくり」「醪づくり」と3つに分けることができます。
「生酛」ということばは、この「酛づくり」に関わる言葉です。酛=酒母ともいいますが、意味はそのまま「お酒を生み、育てる母」です。

生酛造りの中で重要な事があります、実は乳酸というキーワードで、酒の母の性格は大きくかわります。自然の中で乳酸を得たいと思えば、乳酸菌を育てねばなりません。

しかし自然にはたくさんの微生物がいて、常にサバイバルが行われています。
そのサバイバルを通して強い乳酸菌をうまく取り込み、育てるのが「生酛」。
そうすると、乳酸菌を含めたくさんの微生物が織りなす、いのちの営みがそのまま日本酒の味になるのです。

野生を生き抜いてきたパワーのある酒の母が育てた子ども(日本酒)は、「複雑、野性味、自然の力」が存分に感じられます。

それがコクを生み、味わいが濃醇になると言われている理由です。
だからこそ、燗酒にすることでさらに膨らみ、おいしくなるとも言われていますね。
ぜひ深い味わいの向う側に、微生物のサバイバルと力強さを想像してみてください。


『火入れとは』
火入れとは、出来上がったお酒を加熱することです。
加熱処理と言っても直接火にかけるわけではなく、60~65℃くらいのお湯で間接的に30分ほど加熱します。

目的は酒内に残った酵素の働きをとめることと、日本酒の香りや味わいを悪くする菌を殺菌することです。

ちなみに火入れは、1度目が貯蔵用のタンクにいれる前、そして2度目が瓶詰めする前に行います。


原料米:広島県産 雄町100%
●酵母:蔵付き1号
精米歩合:65%
日本酒度:+8
酸度:1.6
アミノ酸度:1.5
●甘辛:辛口
アルコール:16度


山岡酒造 瑞冠 杜太 純米 生もと 火入れ720ml

山岡酒造株式会社
三次市甲奴町西野489-1

原料米から一貫管理の日本酒版シャトー。

幻の酒米・亀の尾を自社栽培し、名水・有田湧水を用いて少量生産している蔵。
亀の尾で仕込む蔵は東北地方を中心に全国で40社あまりと数少なく、広島県ではここ山岡酒造のみが醸造している。

「米づくりから取り組むことにより、蔵としての個性を充実させることが出来ると思います」。
酒造りと蔵元の二役をこなす山岡克巳社長は、自ら米づくりもし、酒造りも行っている。
丹精込めた酒米を丁寧に自社精米するなど、原料米から一貫して管理。
40代の山岡さんを筆頭に、30代の若い蔵人たちが高品質かつ手マメな酒造りにこだわり、平成12には亀の尾使用の大吟醸全国新酒鑑評会で金賞を受賞した。

ほか、雄町八反錦山田錦、新千本などを契約栽培し、味にキレのある、芳醇な辛口の特定名称酒の数々を醸造。
その暖簾の味・瑞冠にさらなる魅力を加えるべく、近年、爽快な辛口の純米吟醸いい風」、伸びやかな辛口の純米吟醸こわっぱ」などを世に送り出した。

「若いからこそ柔軟にも、情熱的にもなれるんです」と山岡社長が語るとおり、消費者のニーズを的確に捉えた品質本位の酒造りと、その意欲的な試みは、日本酒版シャトーとして全国から熱い注目を集めている。

不世出の名米、亀の尾を自らの手で栽培
山岡酒造では、蔵の裏手にある70aの自家水田で亀の尾雄町などの酒米を栽培している。
亀の尾は、ササニシキやコシヒカリなどの有名食米の祖先にあたる古い品種。
明治26年、山形県庄内に住む阿部亀治翁により発見され、東北を中心に広く栽培されたが、亀の尾は化学肥料に弱いなど近代農業には向かず、近年では幻の米とも呼ばれていた。約20年前酒米として蘇り、全国40数社の蔵で醸造されており、日本中の地酒ファンに愛されている。

顔の見える酒造りなどを信条に、山岡社長は平成元年から亀の尾の栽培に着手。
「背が高いため倒れやすく、栽培には手間がかかります」としながらも、基本的なところに手を抜きたくないと、仕込みの時期が終わると低農薬、有機農法による酒米づくりに汗を流す。
「1年を通じて気を抜くヒマがないですね」(笑)

商品に関連する写真 (-p■)q☆パシャッパシャ☆

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